実家の粗大ごみ処分、悪戦苦闘の体験談

何年も使われていない生活用品が山ほどの実家、思い切って不用な物は全て処分する事にしました

母親が一人で住む実家に溜まった粗大ごみを片付けた時の体験談です。古くなった実家を片付けたいから、使わなくなった家の中の家財道具や家電品を処分してくれ、と少し離れた所に住む母親から頼まれました。
早速車で行ってみると、家の中には捨てるというタンスやラジカセなどが置いてあります。この他にも押入れや物置の中にも布団や衣類、食器、本など、何年も使われていない生活用品が沢山あります。
もったいながって何でも取って置く母との間に、「捨てる」「捨てない」の押し問答がありましたが、この機会に思い切って不用な物は全て処分する事にしました。

粗大ごみをノコギリで切断し細かく分解して、車に積んで市の処理施設へ持って行く事に

悩んだのはどう処分するかです。今はどこでもそうだと思いますが、実家がある市でも4大分別収集というのを行っていて、それぞれに分別して、それごとの収集日に出す必要があります。食器や蛍光灯などの不燃ごみや、衣類や本などの資源回収ごみは、分別して母に指定の収集日に出してもらう事にしました。
問題は大型の粗大ごみです。市の方の担当部署へ電話して回収の申し込みをするのですが、その指定場所まで運ぶには長い階段を下りて行かなければならないのです。大型のタンスや座卓、オルガンなどもあり、男一人では到底運べるものではありません。
そこで、ノコギリで切断して細かく分解して、私の車に積んで市の処理施設へ持って行く事にしました。車は軽自動車であり、荷台を倒しても約1.2メートルの物までしか積めないので、それの長さに切るにも一苦労しました。冬なのに汗だくになるくらい階段の上り下りをして、後が見えなくなるまで積んで処理施設へ向かいました。

計3回家と処理場を往復、自分で処分すれば費用が安いが、時間が掛かりかなりの重労働

初めて来る処理施設は広い敷地に、私と同じような持ち込みの乗用車が列を作っていました。しばらく並んでいると係員がやって来て、名前と職業と聞かれ、車を下りて後部ドアを開け、積んでいる物を調べられました。ちょうど警察の不審尋問を受けているようでちょっと緊張しました。計量する場所へ車を停めて、横の受付で車検証を出し、係員に出されて用紙に住所と氏名を書き込んで料金を払います。
現在の車の重量と車検証に書かれた車の重量と差が積まれたごみの重さになり、その重さで料金が分かるという仕組みです。ですから、車の中にはごみ以外の物を積んで置くと余計な料金が掛かり損という事になります。
ごみ搬出口へ行くと係員が待っていて、ごみを受け取ると後へポンポンと放り投げて行きます。「これはダメだよ」と出した陶器の鍋は持ち帰りとなりました。不燃ごみとして収集日に出せ、という事です。

なにはともあれ、この日と次の日を使って計3回、家と処理場を往復しました。今回体験してみて感じたのは、自分で処分するのは確かに費用が安いとは思いますが、時間が掛かり、かなりの重労働だった、という事。
車の部品とかバッテリー、ブロックなど処理場へ持ち込めない物は、そのまま家に置いておくしかない、という事です。やはり、こんなに大変なら費用は多少掛かっても専門の業者に依頼するのが良い、と思いました。